新型コロナの位置づけが5月8日からインフルエンザと同じ5類に引き下げられることについて、きょう(1日)、吉村知事は、山形県内の観光に好影響だと歓迎しました。

山形県・吉村知事「全国的にゴールデンウィーク明けは観光需要が一段落する時期。5類移行で旅行マインドの喚起につながると考える。6月がさくらんぼシーズンの本県にとって好影響をもたらすと考える」

吉村知事は、きょう(1日)の定例会見で新型コロナの感染症法上の位置づけが5月8日から5類になることで、山形県は旅行客が増えるなどのいい影響が見込めるとの認識を示しました。


その一方で、5類引き下げに伴う医療費や医療提供体制について、県民が混乱することのないようなるべく早く示してほしいとしました。

また、政府の方針を受け、県はきょう(1日)からこれまで実施していたイベントの収容人数の制限と声出しの禁止が撤廃されることになりました。



山形県・吉村知事「イベント開催については引き続きマスク着用などの感染対策を行った上で、満員の会場で大きな声で声援を送りながらプロスポーツやコンサートなどを楽むことが可能となる」

また、山形県は、会食時のお酌の自粛も求めないことを決めていますが、引き続き感染対策を行うよう呼びかけています。