山形の気になる話題を深く掘り下げる「ユウキノフカボリ」

今日のテーマはこちらです。

―鳥インフルエンザ意外な注意点

今月に入って山形県内では連続して感染した鳥が見つかっています。

そもそも鳥インフルエンザとは何なのか

鳥インフルエンザは鳥がかかるウイルス感染症です。
高い致死率があります。特にニワトリに被害が出ています。

国内の発生状況、今シーズンの状況を見ています。19日現在です。
養鶏場 全国で62例、1100万羽以上が殺処分されています。
野鳥の感染も確認されています。全国で168例。

さらに20日も山形市内で1例確認されましたのでもっと増えたと思います。

こういった状況の中で、山形県内で鳥インフルエンザはいったいどういう状況になっていると考えられるのか、専門家に話を聞きました。

鳥インフルエンザ山形の状況「野鳥から見つかるウイルスは氷山の一角」

北海道大学大学院 ウイルス学専門・迫田義博 教授「鳥インフルエンザウイルスなので鳥類はすべて感染する」

こう話すのは北海道大学大学院・ウイルス学が専門の迫田義博教授。
山形県内では、先月7日に鶴岡市の養鶏場で感染が確認され、ニワトリ約7万羽を殺処分。

今月12日には山形市霞城公園でカラス26羽の死がいが見つかり、
13日と15日には山形市中野でカラスやノスリの死がいが見つかっています。
いずれも、きのうまでに、高病原性鳥インフルエンザの感染が分かりました。

北海道大学大学院 ウイルス学専門・迫田義博 教授「野鳥から見つかるウイルスは氷山の一角で、公園で1羽2羽見つかっているということは県内いたるところで野鳥の感染があり人知れず死んでいる可能性はある」