去年8月の大雨で被害を受け復旧の見込みが立っていないJR米坂線について、山形県などはきのう(16日)、JRに対し1日も早い復旧を求める要望書を提出しました。

JR米坂線は去年8月の大雨で、山形県飯豊町の小白川橋梁(こじらかわきょうりょう)が崩落するなどして新潟県の坂町(さかまち)駅から長井市の今泉(いまいずみ)駅の間で運行できなくなり、現在も復旧の見込みが立っていません。


山形県によりますと、きのうは山形県の平山副知事や米沢市など沿線の市と町の代表がJR東日本新潟支社を訪れ、

米坂線の早期全線復旧、代行バスの運行、羽前椿(うぜんつばき)駅と今泉(いまいずみ)駅の間の段階的な運行再開の大きく三つを要望しました。

JR側は「復旧にあたって技術的な検討を行っている、代行バスの運行など利便性確保に努める」と応じたということですが、

復旧時期について具体的な発言はなかったということです。
