山形市内で見つかった死んだ野鳥から、鳥インフルエンザウイルスが確認されました。今月に入って3例目です。
山形県と山形市によりますと、きのう山形市中野(なかの)で見つかった死んだ野鳥「ノスリ」について、鳥インフルエンザウイルスの簡易検査をしたところ陽性反応が出たということです。

今後は、国の機関で、致死率や感染力の高い高病原性かどうかの確定検査を行うことになります。

今月、山形市内では、12日に霞城公園で、13日に中野地区で見つかった死んだハシブトガラスが簡易検査で陽性になっています。


環境省では、それぞれの発見場所から半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定して、異常が無いか監視を強化しています。

鳥インフルエンザは感染した鳥との濃密な接触を除いて人へは感染しないとされていて、県では、仮に死んだ野鳥やフンにふれた場合も消毒とうがいをすれば過度に心配する必要はないとしています。
