あす(14日)から大学入学共通テストが始まるのを前に、試験会場では準備が進められています。
大学入学共通テストは、センター試験にかわり、2021年度に始まったものです。
3回目の実施となる今年度、山形県内では、山形大学4会場、県立保健医療大学1会場、東北公益文科大学1会場の合わせて6会場で、あすから、およそ3600人が挑みます。
このうち、山形大学小白川キャンパスでは、入試課の職員らが看板を立てたり、日程表を貼ったりするなどの準備作業を行っていました。

また山形大学では新型コロナ対策も行っているということです。
山形大学小白川キャンパス・大西彰正法人部長
「受験生が入る、講義室等は、3日前から感染が起こらないように閉鎖して教職員にも日々、検温等の感染対策を取っていただくようにという呼びかけをしているところです」

また、山形大学の玉手(たまて)学長はきのう(12日)、去年、東京大学前で、受験生を狙った刺傷事件が発生したことなどを受け、小白川キャンパス内に初めて巡視要員を配置するほか、警察とも連携し、警備を強化する方針を説明しました。

山形大学・玉手英利学長
「万全の態勢で受験生を迎える態勢を整えてきているので、ぜひ落ち着いて、安心して健康に留意して当日の受験に参加していただきたい」
