■一人ひとりに合わせた更生を目指す「拘禁刑」
山形県山形市の北部にある山形刑務所には、受刑者や判決を待つ被告人など、およそ1000人が生活しています。その多くが26歳以上の男性であり、懲役10年以上の長期受刑者、つまり元凶悪犯たちです。

厳しい規律のもとで社会復帰を目指すこの場所は、去年導入された「拘禁刑」によって大きく変化しました。「拘禁刑」とは、これまで刑務作業が義務付けられていた「懲役刑」と、その義務がない「禁錮刑」を一本化した新たな刑罰です。
最大の特徴は、受刑者を年齢や刑期、介護の必要性などに応じて24のグループに分類し、一人ひとりの特性に合わせて刑務作業や教育・指導、治療などを組み合わせたプログラムを実施する点にあります。

このテーラーメイドの更生支援において、核となる取り組みの一つが、「対話」なのです。







