段ボールから自動車部品まで、幅広い産業に波及
製造業の中で分類してみると、生活やインフラを支える多様な業種でナフサ関連取引の割合が高いことがわかります。
最も割合が高いのは「パルプ・紙・紙加工品製造」で、同業種の42.9%が該当します。県内では段ボールや贈答用化粧箱などの製造業者がこれにあたり、ナフサは結合材や添加剤として使用されることがほとんどとみられますが、工業品から農産物まで出荷に不可欠な物流資材であるため、地域へ与える影響が極めて大きい業種です。
次いで割合が高いのは「窯業・土木製品製造」の41.8%です。県内ではコンクリート二次製品製造業者が該当し、災害復旧や防災工事などのインフラ構築に欠かせないため、県内の建設業への波及も心配されます。
さらに、「ゴム製品製造」が40.0%と続きます。この業種は上位2業種よりもナフサ依存度が高く、自動車や船舶・航空機用のゴム製品、医療・工業用ゴム製品の製造業者が県内にも存在しています。
その他にも、「化学工業、石油・石炭製品製造」が37.0%、「出版・印刷・同関連産業」が36.9%、「食料・飼料・飲料製造」が35.2%と、3割台で幅広い業種が続いています。







