きのう16日、天童市で3年ぶりに開幕した「人間将棋」2日目のきょうは、藤井聡太五冠が登場、青空と満開の桜の下、対局に臨みました。

(藤井五冠登場)
「いざお出ましあれー」

甲冑姿の人間を駒に見立て、プロ棋士が対局する「人間将棋」きょうは史上初の10代で五冠となった藤井聡太竜王が佐々木大地六段と対局しました。

(藤井聡太五冠)
「本日は天童にお招きいただき大変うれしうござる。全軍を躍動させ勝利を目指したい」

きょうも、感染対策で観覧を事前申し込みとしたところ、会場660人分とパブリックビューイング550人分に対し、1万1000人を超える応募があり、藤井人気を示しました。
対局は、藤井五冠が終始、相手を巧みに攻め、130手で勝利。大勢の将棋ファンを沸かせました。

(インタビュー将棋ファン)
「(藤井竜王を)生で見ることができてすごくうれしかった。」
「サービス精神の多い対局ですごく楽しかった。(人間将棋は)これからも続けてほしい。」

(インタビュー藤井聡太五冠)
「桜が満開、天気もよくてすばらしい日の中、人間将棋ができてとても良い経験になった」