山形県や福島県で複数の男女の自殺を手助けしたなどとして起訴されている福島市の男の裁判がきょう開かれ、男は県内での事件について、自殺ほう助の罪を認めず黙秘しました。

自殺ほう助や未成年者誘拐などの罪に問われているのは、福島市の無職・岸波弘樹被告(36)です。

起訴状などによりますと、岸波被告は去年9月、県内に住む10代の少女を車で連れ去り、少女が自殺できるよう手助けしたとされています。

また岸波被告は福島県などの男女3人の自殺を手伝うなどした罪にも問われています。