鈴木憲和農林水産大臣が自民党県連の会議に出席し、物価高対策を優先する考えを強調しました。

9月に自民党県連の会長に就任した鈴木憲和農林水産大臣は、おととい、大臣就任後初めてとなる支部長・幹事長会議に出席し、党員と意見交換を行いました。

自民党県連 鈴木憲和 会長「問題意識を持ってこれからも自民党の山形県連の運営にあたっていきたい」

鈴木会長は会議の中で、県が直面する人口減少問題への対策などを通じて党の信頼回復に努めるほか、県連として、SNSを活用した情報発信を強化することなどを確認したということです。

また、次の衆議院議員選挙の対応について問われると。

自民党県連 鈴木憲和 会長「今まさに多くの皆さんが物価が上がっていく状態。そしてこれから山形は冬場を迎えて燃料費も除雪費用もこれからかさむ。そうしたことに対する目先の対策、まずこれをやること以上でも以下でもないという気持ちで仕事をしているので、選挙だとか解散だとかそういう概念は私としては一切ない」

その一方で「衆議院は常に戦場である」とし、県連会長として、今後の政局に備えていきたいとしています。