■クマはその場からいなくなり...

ところが、夜が明けたきょう午前6時に市や警察がクマがいた柿の木を確認したところ、クマはその場からいなくなっていたということです。

そのおよそ1時間後の午前7時ごろ、きのうクマが居座った場所から200メートルほど離れた住宅敷地の柿の木の上でクマを目撃したとの通報が警察に入りました。

近くを警戒していた市や猟友会が現場に向かい、通報からおよそ10分後の午前7時10分、現場にいた農林課長によって緊急銃猟が判断され、クマは駆除されました。人への被害はないということです。

近所の人「柿の木の上にいて柿を食べていた。若いクマが普通に母グマからそういう脅威を伝達されずに、人里をウロチョロしてしまうDNAが受け継がれる、そういうところに脅威を感じた」