子どもたちに医療に関心を持ってもらい担い手不足を解消しようと、山形県村山市の小学校を看護師などが訪れ、特別授業を開きました。
この特別授業は村山総合支庁が開いたものです。

2020年の調査で、村山地域では人口10万人あたりの医師の人数が295.6人となりました。
全国平均の269.2人を上回っているものの地域で格差があり、北村山地域だけでみると98.1人と深刻な医師不足に陥っています。

看護師なども同じような傾向がみられ、将来の医療人材の確保は喫緊の課題です。
特別授業は進路が決まる前の子どもたちに医療従事者に関心を持ってもらい、将来の選択肢のひとつにてもらうことが狙いの一つで、現役の看護師が講師になりました。
看護師は正しい手の洗い方を教えたほか、現場で使われるナースウェアや聴診器など、仕事道具を紹介し、子どもたちはその道具をみたり触ったりして、医療についての関心を高めていました。


児童「手洗いの仕方についても洗い方をしっかりしないといけないんだなと知ることができてよかったです。いつものやり方だとバイ菌いっぱいついていて汚い思ったからきょう学んだやり方を生活にいかしていきたいです」








