酒田市の保育園で11日、給食のみそ汁からホチキスの針とみられる異物が混入しているのが見つかりました。けが人はいないということですが、園児が口に含んだ時に異物に気が付いたということです。
異物が混入しているのが見つかったのは、酒田市立松陵(しょうりょう)保育園です。
11日の給食で提供されたみそ汁の中に、縦1ミリ、横9ミリほどのホチキスの針とみられるものが入っていたということです。針は使用後の閉じた状態でした。
3歳児の園児1人がみそ汁を口に含んだ時に異物に気が付き、口から取り出して職員に報告したということです。この園児にけがはありませんでした。
松陵保育園には園児27人が在籍していて10人の職員が勤務しています。園児と職員37人分の給食は、松陵保育園内の調理室で市の調理員2人が作っていました。
市によりますと、混入したものと同じ針は調理室などでは使っておらず、11日の園の活動でもホチキスは使っていなかったということです。
市によりますと、これまでのところ他の園児と職員の給食からは異物は見つかっていません。
酒田市では原因究明を進めるとともに、給食提供までの手順の見直しを行うなど、再発防止に努めるとしています。










