■何気ない会話に安全のヒントが!

消防と民間が一緒に行動。10回以上この活動に参加しているという母の会の二人がこの班を引っ張ります。

「交通安全母の会です!」

「あ~交通安全」

「木切りしているんだよね。枝切り」

「お庭すごい綺麗ですね」

「やっぱり手をかけないとだめだよね」

何気ない会話…実はここに安全のヒントがあります。

地区の人(68歳)「よそから来た人間なので付き合いがないのですが、こういった活動を通して知り合いになれる。コミュニティ関係を築くにはいい。誰かが何か発見したら通報するとか意識に繋がる」

こうして言葉を交わすことで、見守りの目が増え、安全な地域作りに繋がります。

天童市消防本部消防署 松田千聖さん「(母の会の)みなさんとの訪問事業でないと、市民の方々と顔を合わせてお話させていただく機会はなかなかないので貴重な経験かなと思う」

見回る側も、訪問先でも、世代を超えて深める地域の絆が町の安全を守ります。