森林の保全活動を行っている山形県東根市の高崎小学校で、児童たちが考えたマルシェが開かれました。森が身近にある児童たちにも、クマ被害は関心ごとのようです。
東根市の山間に位置する高崎小学校では、木を活用する事で森林の保全につなげようと、毎年木炭を作っています。


きょうは、3・4年生が夏場に作った木炭の販売会の日です。
児童は「こんなに売れるんだなって感じですね。自分たちで頑張って切ったりした関山炭が、こんなに売れてすっごく嬉しいです」
この販売会と合わせて開かれたのが「森林マルシェ」です。訪れた人に森を考えるきっかけにしてもらおうと、児童たちが考えました。

マルシェではキーホルダーやコースターを廃材や間伐材を使って作るコーナーが設けられました。

また、「環境」をテーマにした児童たち手作りの紙芝居が発表されました。クマが高崎小学校の炭づくりを見て森の現状を知るといった内容です。児童たちの中でも、昨今のクマによる被害の話題は少なくありませんでした。
児童は「自然豊かで手入れもされてクマも森に住んでみんなの望んでいる森林になれば」
高崎小学校では、炭づくりを通して森林の保全活動を行いたいとしています。








