山形県川西町にある公立置賜総合病院で、医療ミスがあったことがわかりました。本来手術する指とは別の指を手術したというもので、病院側はすでに患者に謝罪しているということです。
病院によりますと、10月20日に左手の親指の腱鞘を痛めた患者の手術を行う際、本来手術するべき親指ではなく、中指を手術してしまったということです。
手術後に看護師が指を間違えていることに気づき、すぐに予定していた親指の手術を実施しました。
その後の調査の結果、医師と看護師による手術前の確認が適切に行われず、部位を示すマーキングが正しく行われていなかったこともわかりました。
病院側は患者とその家族にすでに謝罪と説明を行い、経過観察とリハビリの対応をとっているとしています。
病院は「患者様とご家族の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけした」とし、「マニュアルの徹底及び職員への再教育を実施し、医療安全体制の一層の強化に努める」とコメントしています。







