保育や福祉で活躍する人材を育てる短期大学と天童市が協定を結び、地域に根差した人材などの確保で協力していくことになりました。
協定を結んだのは羽陽学園短期大学と天童市です。
天童市にある羽陽学園短期大学では、保育や福祉の分野で活躍する人材を育てています。

協定では、保育・子育て・福祉に関する分野において、学園と市が協力し、人材の育成や地域に根差す人材の確保につなげることを目的にしています。

具体的には、学校側が地域の小中学校などに出向いて体験学習などを行うことで、学生の地域への愛着を高めたり、小中学校の児童生徒の保育や福祉への関心を高めたりするということです。

羽陽学園短期大学 渡邊洋一 学長「どういう仕事をやるにしても、子育てや介護が安心できてこそ、ちゃんと働ける、家庭が保たれる。そういうお手伝いをする人材をちゃんと育てていけるように、人材を育てていくのに協力ができれば」

天童市健康福祉部 秋保泰志 部長「保育士の確保とか、高齢者施設につきましても、これも全国的にですが人材確保が大きな課題となっています。本日の協定をもとに市内への卒業生の定着にいい影響があればと」

締結はきょうから来年3月末までで、市と学校側が早期に調整を行い、具体的な取り組みを展開していくということです。







