きのう午後、舟形町の国道と県道が交わる交差点で軽乗用車と普通乗用車が正面衝突する事故があり、軽乗用車の助手席に乗っていた宮城県の女性が死亡したほか、軽乗用車と普通乗用車を運転していた2人が腰の骨を折るなどの大ケガをしました。

警察や消防によりますときのう午後5時19分ごろ、舟形町長沢の国道47号と県道56号が交わる交差点で、軽乗用車と普通乗用車が出合い頭に衝突する事故がありました。

この事故で、軽乗用車の助手席に乗っていた宮城県栗原市のパート従業員、渡辺伸子さん(70)が心肺停止の状態で病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。

また軽乗用車を運転していた宮城県の73歳の男性が腰の骨を折る大ケガ、普通乗用車を運転していた新庄市の64歳の女性は鎖骨を折る大ケガをして病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。

現場は国道47号と県道56号が交わる丁字路交差点で、軽乗用車が県道から国道に出て右折しようとしたところ、国道を最上町方面から新庄市方面に走っていた普通乗用車と衝突しました。

現場の交差点に信号機はなく、県道から国道に向かう車側に一時停止の標識があったということです。警察が事故の原因などについて詳しく調べを進めています。