山形県大江町の中学校で、きょう給食で食べるコメを手作業で収穫する「稲刈り体験」が行われました。

担い手不足と言われる農業に触れてもらう狙いもあるようです。

この活動は、生徒たちが給食で食べるコメを自分で作る体験を通して食について考えてもらおうと8年前から行われているものです。

きょうは大江町立大江中学校の1年生58人が春に自分たちで田植えを行ったおよそ3700平方メートルの田んぼで稲刈りに挑戦しました。

収穫するのは、ちょっと特別なコメ。かつて「つや姫」とデビューを競い合った品種「山形95号」です。ふっくらとして光沢があり、さっぱりとした味わいが特徴です。

生徒たちは、慣れない鎌の扱いに苦戦しながらも手際よく稲刈りを進めていきます。

生徒「刈ってるときすごい気持ちいいです」

生徒「小学6年生の時にやったから楽しくていい」

生徒「木切ってるみたいなノコギリで」

生徒「すごい成長するんだな、食べてみたい」