山形県はきょう、県の業務においてメールの誤送信があったと発表しました。メールの内容はひとり親世帯のおよそ5800人分の個人情報だとしています。

これは、きょう県が明らかにしたものです。県によりますと、今月25日の午前11時50分ごろ、県こども家庭福祉課で、「令和7年度ひとり親世帯に対するお米券提供事業」の対象となる人たちの一覧表を、メールアドレスを誤って委託業者ではない第三者に送信してしまったということです。

誤送信したのは1人に対してで、メールの内容は事業の対象となる5816人分の氏名、郵便番号、住所だったということです。誤送信した一覧表はエクセルファイルで作成し、パスワードを設定していたということです。

県は誤送信したその日のうちに、送った1人にメールの削除を依頼したほか、一覧表に掲載された人たちには謝罪文を送るとしています。

県は現在までに二次被害は確認されていないとしています。

県は再発防止策として、業務体制の検証、情報セキュリティの徹底を図る、メールの送信時は複数人で確認することを徹底するとしています。