企業の人手不足が課題となる中、
山形市ではきょう地元企業による対面型の就職面談会が開かれました。
山形労働局によりますと、高齢化の進行や若者の県外就職の増加で、
山形県内の企業は人手不足に悩む企業が多く県内の求人は増加傾向にあるということです。
日東ベスト株式会社・内田幸樹さん
「社内でも高齢化が進んでいて、人材をどんどん確保して
教育をしながら育てていくことで最終的に企業が永続というところに繋がりますので」
きょう山形市では、県内のおよそ70の企業が参加し、
大学生や専門学生のほか一般の人を対象にした対面での面談会が行われました。
コロナ禍で厳しい状況が続いていた観光業ですが、
旅館やホテルを経営するこちらの会社は・・・。
蔵王カンパニー・伊藤聖社長
「全国旅行支援も始まりましてお客様が徐々に増えてきています。お客様対応をしっかりしていくために社員を増やしたいと思い、本日、求人をしています」
参加企業の中には人手が足りず、通年募集をかけている企業も多く、就活生と接することができる機会は大切だといいます。
また、オンラインでの面談が主流になる中、
対面での面談に就活生も刺激を受けたようでした。
専門学生
「(対面での)面談が少なくて情報もなかなか入ってこなかったのでとても不安だったけれど、色々学校で話ができる環境になってきているので、とてもありがたいなと思っています」
専門学生
「(オンライン)面談では時間が決まってしまっていたところが
直接話すことによってたくさん質問することができたのでよかったです」