東北で造られた日本酒の出来を審査する鑑評会で、山形県高畠町の酒造会社が特別賞を受賞しました。


表彰を受けたのは、山形県高畠町の米鶴(よねつる)酒造です。

東北清酒鑑評会は、日本酒の品質向上のため、仙台国税局が毎年行っているものです。

今年は、東北6県の142の酒蔵から、「吟醸酒」と「純米酒」の部門に合わせて271点が出品されました。
審査の結果、米鶴酒造が「吟醸酒」部門で最優秀賞に次ぐ賞、評価員特別賞を受賞しました。

審査員からはすっきりとした甘みの中に苦みのアクセントがあり、軽やかな飲み口だったなどど評価されたということです。

米鶴酒造・梅津陽一郎 社長
「去年よりもおいしい酒を造りたいという思いで酒造りをしている。
 日本国内のみならず世界に誇れる日本酒をと蔵元みんなが思っていることでしょうから
 そこに向かって一緒にがんばっていきたい」

今年の鑑評会には山形県内からは63点が出品され、
酒田市の麓井(ふもとい)酒造が吟醸酒部門の最優秀賞を受賞しています。