地域の絆で、交通事故を防ぎます。
きょう、山形県上山市で高齢者の住む家をまわり交通事故防止を呼び掛ける啓発活動が行われました。
ずらりと並ぶ黄色の襷をかけた女性たち。
上山市・交通安全母の会のメンバーです。
「高齢者の交通事故防止強化旬間(じゅんかん)」
最終日のきょう、この母の会のメンバーを中心に
山形県上山市北町(きたまち)地区の125世帯を対象に、
交通事故防止を呼び掛けるチラシなどを配っていきました。
報告・矢野秀樹
「一軒一軒、自宅をまわっています。
配布物の中には、地元の小学生が描いた心のこもった安全のメッセージも同封されている」
高齢者が家にいる場合は、直接、注意するポイントを伝えていきます。
地区の人(80代)
「あんまり出歩かないことにしている。車に気を付けないと」
お気に入りの靴に夜光反射材を貼ってもらうと…
地区の人(80代)
Qこれで夜間歩く時も安心?
「そう思います 大丈夫だと思う」
地区の人は(70代)
「横断歩道とか最近気を付けるようにしている。
「やっぱり(自宅に)来てもらうと親近感があると思う。直接来てもらうと違う」
交通安全母の会のメンバー
「上山は年配の人が多いから反射材とか貼らせてもらうことで
少しでも高齢者の事故が少なくなればと思って声掛けしている」
上山警察署
竹岡寛顕 交通課長
「交通安全は警察だけで出来るものではない。
交通関係団体と協力しながら呼びかける。
交通安全の輪を広げることが大切」
地域の絆が、交通事故防止の強い抑止力となりそうです。