東北農政局は、今年のコメの10アールあたりの予想収量について、
山形県全体では全国2番目の594キロになると発表しました。


東北農政局では、今年、山形県内320か所で水稲の作柄調査を行いました。

きのう発表された先月25日現在のコメの作柄は、
平年を100とすると、山形県内全体の平均は99と「平年並み」が見込まれています。

地域別では、村山が100、庄内が99でともに「平年並み」、最上が98、置賜が97で、ともに「やや不良」となっています。

東北農政局では、最上・置賜の「やや不良」について、今年6月の低温や日照不足に加え、置賜では8月の記録的な大雨の影響が出ているためとしています。


一方、県全体の10アールあたりの予想収量は594キロで、
長野の608キロに次いで青森とともに全国2番目に多い予想収量となりました。

東北農政局では、
「もみの数はやや少ないものの、登熟が順調に進んだため高い予想収量になった」と分析しています。