山形県で、今シーズン3件目となるさくらんぼ盗難が起きました。その量と金額は、驚くものでした。
■100万円相当の”宝石”が消えた
山形県上山市のさくらんぼ畑から収穫間近のさくらんぼが盗まれました。盗まれたさくらんぼは、なんと200キロ、およそ100万円相当にのぼります。
盗難被害のあった現場を見てみると、侵入を防ぐためのネットや警戒を促すノボリ旗などがありますが、それでも旬を迎えた赤い宝石が盗まれました。
警察によりますと、上山市相生の農業の男性が管理するさくらんぼ畑で、実が軸ごともぎ取られるなどして盗まれたといいます。
箱に入ったさくらんぼを想像してください。あれが、一般的におよそ1キロ程度。盗まれた200キロがいかに大量かがわかると思います。
今回の被害を農家に聞いてみると、「1人や2人ではできない。あれだけの量を持っていくのは。1人2人ぐらいでやるなら丸一日かかる」
そして、「せっかく一年間育てて、冬のうちから剪定をやったりなどみんな頑張っているから、悔しい」
