■給食づくりならではの展示物も

佐藤友美アナウンサー「こちらには両手を広げたくらいの大きなへらがあります。私は166㎝なんですが、実はこれ学校給食に使われている調理器具なんです」

給食づくりならではの展示物もありました。

1度に大量につくるため、釜もこれほどの大きさです。

山形市では、1日に給食がおよそ1万8000食作られます。実は、そのすべてが同じ献立というわけではありません。

小学校で4通り、中学校で2通りのあわせて6通りの献立が作られ学校に運ばれています。

山形市教育委員会・管理栄養士 田中桜子さん「食中毒防止の観点とか。(ひとつの献立だと)揚げ物が1万8000食は作業が難しくなるので」

給食には、栄養の他に、様々な知恵もつまっていました。

山形市教育委員会・管理栄養士 田中桜子さん「昔と今の給食を実際に感じてもらいながら未来ある子どもたちの食について一緒に考えていただけたら」

「学校給食紹介展」は、山形市役所の1階であすまで開かれています。