県の5月1日時点の推計人口がきょう発表され、山形県の人口は99万9378人で100万人を下回りました。人口が100万人を下回るのは、1920年以来105年ぶりです。
県によりますと、5月1日時点の山形県の推計人口は99万9378人となりました。4月1日時点から962人減っています。
内訳は自然な人口の増減では子どもが生まれた数は367人なのに対し、死亡が1358人で991人減少しました。
県外との行き来による増減では、県内に転入してきた人が2419人なのに対し、県外に転出した人が2390人で29人増加しています。
市町村別では山形市と三川町で増加し、それ以外の33市町村では減少しました。
世帯数は40万1969世帯で、前の月に比べ1367世帯増加しています。
吉村知事「100万人台は何としてもキープしていきたいという思いで、ずっと取り組んできたので、私個人としては大変残念」
「より一層山形県の明るい未来をつくるために、皆さんの考え、アイデア、取り組みを共有して良い方向にもっていきたい」
県の人口は、1950年のおよそ136万人をピークに減少が続いてきました。人口が100万人を下回るのは、1920年以来105年ぶりです。