山形県内で警察官を装った特殊詐欺の被害が相次いで確認され、警察が注意を呼び掛けています。
警察によりますと、今月17日、山形市に住む20代の男性のスマートフォンに「+808」から始まり末尾が「0110」の番号から電話がありました。
男性が電話に出ると、警視庁捜査二課を名乗る男が出て、「詐欺事件の犯人の家からあなた名義のキャッシュカードが出てきた」などと言われました。

その後電話の相手は滋賀県警を名乗る男にかわり、男性にLINEのビデオ通話を求めたということです。
ビデオ通話で男は男性に警察手帳のようなものを見せ、「紙幣番号を調べれば、事件に関係しているか調べられる」などと言いました。
このため、男性は指定された口座に現金あわせて446万円を振り込んだということです。

その後男性はインターネットで同じ様な詐欺事件があることを知り、警察に相談して被害が発覚しました。