本格的な出水期を前に警察がきょう大規模な水難救助訓練を行い、空と地上の連携などを確認しました。

この訓練は、水難事故が起きた際の指揮能力の向上や災害に対応する技術や知識の確認、隊員たちの連携強化などを目的に行われたものです。

訓練には警察官およそ250人が参加しました。

大雨による災害では、去年7月、新庄市で川からあふれた水に流され、警察官2人が殉職しています。

その後、県警ではライフジャケットなど水難救助に使う装備の拡充や水害への知識を深める研修会などを進めてきました。

きょうの訓練は一般にも公開され、県民や、県警察本部の水庭誠一郎本部長を前に隊員らがゴムボートなどを使った訓練を行い、声をかけあって救助者と隊員たち自身の命を守る方法を1つ1つ確認していました。

見学した人「人を助けたりしているところがかっこいい」

訪れた人「ボート(の訓練)見るのが初めてだったのですごく訓練されているなと。災害とかあったときにすごく助けられているのでぜひ頑張っていただきたい」

県警は今後も県内各地で水難救助訓練を実施し安心安全を守るための技術を高めていくとしています。