山形中央高校スポーツ科の生徒たちがきょう、小学生を対象に特別授業を行い、速く走れるコツなどを教えました。

山形市立第六小学校で行われた体育の特別授業。

先生をつとめるのは山形中央高校スポーツ科で陸上競技を専攻する生徒たちです。

生徒はそれぞれ「短距離走」「高跳び」「ハードル走」「幅跳び」の4グループに分かれ、上達のコツを児童に伝えました。

高校生「グニャグニャだったら速く走れません。硬いバネ・棒になっている感じ」

こちらは短距離走のグループです。かけっこで1位になることは多くの児童のあこがれの一つ。

指導する高校生も、小学生時代のくやしい思いが競技を始めるきっかけになっています。

山形中央高校3年 吉田昌樹さん「小学校の頃は15秒だった。高校2年生で10秒7だせるようになった。やっぱり運動会の100メートル走で負けちゃうと悔しかった。小学校のころから知っていれば学年1位なれたかな」

この日、児童に教えた速く走れるコツは、「腕を直角にして振ること」「モモを高くあげること」「最初の10メートルは目線を下げて前傾姿勢になる」の3つです。

児童「中央高のおにいさんは簡単そうにやっていたけど足がひっかかって難しかった」