日本の棚田百選にも選ばれている山辺町の大蕨(おおわらび)の棚田で、きょう、山形交響楽団の団員が田植えを行いました。

山形交響楽団は、高齢化や耕作放棄などで存続が危ぶまれていた「大蕨(おおわらび)の棚田」の再生を後押ししようと、田植えの手伝いをしていて、今年で8年目を迎えます。

きょうは12人の団員が「山形95号」の苗を一つ一つ丁寧に植えていました。

みんなで行う田植えなどの米作りは、演奏にも通じるところがあるそうです。

山形交響楽団 トロンボーン 篠崎唯さん「みんなで横、、、先行っちゃてるので、私もみんなと足並みをそろえて演奏みたいに、置いてかれないようにしようと思っています」

山形交響楽団 トランペット 井上直樹さん「いつも列をキレイにするのが難しいんですけど、今年はちょっとやり方を変えてるので多分今年はきれいに出来てるんじゃないかなと思います」

山形交響楽団 打楽器 常盤紘生さん「すごく集中していたらあっという間に
時間が経って楽しい」

きょう植えられた苗は9月に刈り取りを行い、山響棚田米として、コンサートなどで販売する予定だということです。