■リスクはどこにでもある
男が被害女性の顔と名前を知っていたのなら、答えは簡単です。顧客情報にアクセスし、キーボードを叩けば住所と電話番号まで出てくることは想像に難くないでしょう。
このような状況でハガキや避妊具を送りつけていたことが明らかになると、被害女性が本当に恐ろしい状況におかれていたことがわかります。
インフラ関係企業にはほぼ全世帯の情報が集まっていることを考えれば、日本全国の誰もが同じような事件に巻き込まれるリスクがあることになります。
今回の「ひわいなハガキ」事件は、インフラ関係企業が「いかに個人情報を管理すべきか」という大きな課題を突き付けた事件でもあったのです。
