港町の商店街ににぎわいが戻りました。
山形県酒田市にきょう、タイからのツアー客が訪れ、商店街関係者が「山形の味」でもてなしました。
酒田市の中町商店街を訪れたのは、タイの警察庁の長官や国防省関係者からなるツアー客。
きのうから、米沢や銀山温泉といった紅葉の名所を巡り、きょう酒田市に到着しました。
皆さんが食べているのは、芋煮会のシメとしてよく食べられている、
カレー味の芋煮うどん。
"山形の味"を楽しんでほしいと、商店街関係者が用意しました。
ツアー客
「ナイスピープル・グッドフード!オイシイデス!」
商店街関係者
「コロナ前はこういう事がよくあったのがまた再開して、
コロナがなくなったわけではないがまた(観光が)始まるなと思ってうれしく思います」
ツアーを企画したのは、タイの旅行会社。
今回は、山形のほか、宮城や福島など東北各県も巡ることになっています。
ワールドプロトラベル
ツイ 社長
「(東北地方は)本当の日本のライフスタイルの人たちが見れます。
これがひとつの魅力なんです。大きい街にはない」
そのために必要になるのが、交通の便。
このためツイ社長は、ツアー客に東北地方の魅力を伝え、
2020年から運休となっている仙台-バンコクの定期便復活の足がかりにしたい考えです。
みちのくインバウンド推進協議会
熊谷芳則 理事長
「東北の良さを本国に帰ってから宣伝していただけると
今後のつながりというのも出てくるのかなというところです」
一行は、あさってまで日本に滞在し、
観光やショッピングなどを楽しむということです。