高畠町役場の新庁舎での業務がきょうから始まり、けさ、開庁式が行われました。

高畠町役場の旧庁舎は1968年に開庁しました。

完成から50年以上が経過し老朽化が進んでいたことから、町は、町政施行130周年を迎える今年にあわせ、新庁舎の建設を進めてきました。

高畠町 高梨忠博 町長「高畠町役場新庁舎の開庁式を迎えることができました」

きょう、新庁舎での業務開始に合わせて行われた開庁式では、高梨忠博町長らが
テープカットに参加して開庁を祝いました。

新庁舎は3階建てで、延べ床面積はおよそ5650平方メートルと、旧庁舎とくらべておよそ1.2倍の広さになっています。

新庁舎の理念は、「町民に寄り添った環境にやさしい、安全・安心な庁舎」。

建物のいたるところに町特産の杉材を使った内装が特徴で、町民が利用できるフリースペースもあります。

また、車いすやベビーカーなどの利用者も使いやすいよう、段差を通ることなく建物の中を移動できる工夫も。

さらに、大きな窓や吹き抜けから自然光を取り入れる設計にしたり、空調の負荷を減らしたりすることで、環境にもやさしい庁舎となっているということです。