全国でも患者数が増加している百日せきについて、先月1か月の患者数が3月の倍以上に増えていて県が注意をよびかけています。
県衛生研究所によりますと、先月21日から27日までに県内で報告があった呼吸器の感染症「百日せき」の患者数は23人でした。
前の週より13人減少しました。

しかし、4月1か月間の患者数は85人と3月の37人の倍以上となっています。
患者数の増加は全国的に起きていて、県内でもピークがいつになるのかは予測がつかない状況だということです。

百日せきは、かぜのような症状などが出た後、激しい咳が数週間続くのが特徴で、子どもを中心に感染が広がっています。

ワクチンの定期接種が行われていますが未接種の人や接種後に時間がたち免疫が弱まった人を中心に発病がみられています。
県では引き続き、石けんでの手洗い、換気、適切なマスクの着用など感染対策を呼びかけています。
