■ウエイトリフティングとはどんなスポーツ?
ウエイトリフティングはバーベルを一息で床から頭上まで持ち上げて立ち上がる「スナッチ」と、2つの動作でバーベルを頭上まで持ち上げる「クリーン&ジャーク」の2つの種目があります。


競技では、それぞれ3回の試技で成功した最高重量を記録とし、2種目の合計重量で競います。

この日は久しぶりのトレーニング。生徒たちは、それぞれベストの記録の7割程度の重量を制限時間の20分間、ひたすら上げ続けます。
男子の競技で使用されるバーベルはバーの重さだけで、なんと20キロ!

ディスクと呼ばれる重りで0.5キロから25キロまでの10段階で調節します。
酒田光陵高校ウエイトリフティング部 冨樫和也 先生(当時)「見どころは自分より重いバーベルを持ち上げる迫力。それとひとつの種目を3回しか試技できない駆け引き。ライバルの選手が何キロに成功して自分が何キロに成功できるか駆け引きが面白いところ」

"重量申告"でライバルにゆさぶりをかけるなど、肉体面だけでなく精神面も重要視されるスポーツ。