■散水氷結法
また須田和弘さんの園地では「散水氷結法」を実施。

スプリンクラーで水をまき、花芽をあえて凍らせることでそれ以上の温度低下を防ぎ、霜の被害にあわない方法です。

さくらんぼ農家・須田和弘さん「今年も凍霜害から絶対さくらんぼを守るという意気込みで行っています。今年は、山形でさくらんぼの栽培が始まって150年と記念の年なので、それに合わせて豊作で終われるように頑張りたいと思います」

県内では2021年に大きな霜被害が発生し、果樹全体で約129億円の被害が出ました。

今シーズンの冬の寒さは平年並みで今のところ大きな被害は出ていないということですが県では「凍霜害防止対策マニュアル」を作成し、農家に早めの対策をとるよう呼びかけています。
