新年度の予算案や人事案などが可決された県議会2月定例会が、きのう閉会しました。

議長と副議長が新たに選出されたほか、今月28日で辞任することが決まっている平山雅之副知事も最後の県議会に臨み、間もなく始まる新たな県政へ期待を寄せました。

きのう閉会した県議会2月定例会では、総額6754億1900万円となる新年度の一般会計当初予算案や、副知事の辞任に伴う人事案などが可決されました。

加えて最終日のきのうは、それぞれ2年と1年で交代する議長と副議長を選ぶ選挙も行われました。


その結果、新しい議長には自民党の田澤伸一県議が、

副議長には、自民党の楳津博士県議が選出され、第一会派の自民党の議員が議長と副議長を務めることになりました。

また「後進に道を譲りたい」として任期途中の今月28日で辞任する平山雅之副知事が議員や県職員を前に最後のあいさつを行いました。



平山副知事「副知事という重責のもと、務めさせていただきました。これからは多くの県政課題解決に向けて、新しい感覚と発想を持った多くの有為な人材によって新たな次元へ飛躍するその時です。県議会と執行部とが車の両輪となって夢と希望にあふれる山形県をつくっていただければと、切に思っています」

平山副知事は辞任後、理事長を務める山形産業支援機構で、中小企業などの支援を行っていくということです。