山形県内の公立高校できょう一般入試が行われ、受験生たちが試験に挑みました。

きょうは、全日制40校、定時制5校の合わせて45校で試験が行われました。

このうち、県立山形東高校の試験会場は張り詰めた空気に包まれ、受験生は緊張した面持ちで難関に挑んでいました。

今回の公立高校一般入試の志願者数は4644人で去年より32人減少し、平均志願倍率は0.79倍と8年連続で1倍を下回っています。

山形東高校の探究科には223人の受験生が志願していて、志願倍率は県内で最も高い2.79倍となっています。

受験生は、午前8時50分から国語を皮切りに試験に臨み、午後は、理科や外国語の試験が行われました。

県の高校教育課によりますと、小国町の国道113号が交通事故のため、昨夜から通行止めになった影響で、小国町に住む受験生16人が受験校への移動が難しいと判断し12日に追試験を受けることが決まったということです。
      
あすは、一部の高校で適性試験が行われ、合格発表は17日に行われます。