きのう、山形県寒河江市の工場で従業員の男性がフォークリフトに挟まれ死亡する事故がありました。
男性は当時、スタックしたフォークリフトを動かすため、車体の近くで作業をしていたとみられています。
この事故は、きのう午前10時すぎ、寒河江市中央工業団地にあるシャトレーゼ寒河江工場で起きたものです。
事故では、この会社の従業員で山形市瀬波一丁目に住む川又航さんが、フォークリフトに挟まれ、死亡しました。

死因は窒息でした。
警察によりますと、当時、同僚が運搬作業に使っていたフォークリフトが雪でスタックしていて、川又さんは車体を再び動かすための作業をしていました。

運転席には同僚が乗り、川又さんは外にいて車体の近くで作業をしていたとみられています。
川又さんが挟まっていたのは、車体の前方に設置されている荷物を持ち上げるパーツを支える支柱と車体の間で、作業中に何らかのはずみで挟まれたということです。

警察は、当時の安全管理に問題がなかったかなど、事故の状況を詳しく調べています。