子育て世代からは、「天候を気にせずに遊べる遊戯施設の整備」を求める声も多いようです。

山形県鶴岡市では、きょう遊び場の整備を進める方針を発表し、市内の各団体と協定を結びました。

この協定は、少子化などで地域や家庭環境が変化する中、こどもの成長に必要な遊び場を整備し、子育て世代に選ばれるまちづくりを進める目的で締結されました。

きょう、鶴岡市役所で行われた協定式には鶴岡市の屋内施設、キッズドームソライを運営する会社の代表や、PTA、福祉団体など関係者が出席し、協定に署名しました。

鶴岡市 皆川治 市長「遊び場はこどもの成長にかかせないもの。鶴岡市のこどもたちが年齢や障がいの有無に関わらず一緒に遊んでいける環境の推進に向けてご協力を賜りたい」

鶴岡市では屋外で安全に遊べる場の整備に加え、屋内の遊び場については天候に左右されずに安全に遊ぶことができる施設の整備を進める方針を示しました。

協定に締結したキッズドームソライでは、中高生の利用促進を図ることを目指すなど、市では今後、施設の規模や目的に応じた遊び場の整備を進めていきたいとしています。