山形県鶴岡市では、きょう、こどもたちに実験やものづくりの楽しさを伝える体験講座が開かれました。
鶴岡市の国立鶴岡工業高等専門学校は機械や情報などの専門性の高い分野を学べる学校です。

きょうは、4つの分野から選択してこどもたちが実験やものづくりの楽しさを体験しました。
もくもくと煙をあげる不思議な液体。
これは液体窒素といって沸点がマイナス196℃の超低温の液体で、工業や医療の分野で冷却剤として使用されています。

少しの時間、液体に入れるだけで水分を多く含む植物は凍ってしまい、ご覧の通り粉々です。

実験では様々なものをこの液体窒素に入れてみます。
バナナは釘を打てるほど固くなり、スーパーボールは冷たくなることで弾まなくなります。


膨らんだ風船は、入れた部分の空気が冷えてしぼんでしまいました。

参加したこどもたち、実験を通した体験で色んな発見があったようです。