大雪は峠を越えましたが、山形県内では雪の事故が立て続けに起きていて、県が注意を呼びかけています。
きょうの県内は、大雪の峠は越えたものの午前中は雪が降ったところが多くなりました。
こうした中、きのうからきょうにかけて県内では雪の事故が相次ぎました。
米沢市ではきのう午前11時40分ごろ、77歳の男性が自宅の屋根の雪下ろしの作業後にハシゴを使い降りようとしたところ、ハシゴの足元が雪で滑り、およそ2.5メートル下の地面に転落しました。
男性は左右のかかとの骨を折る大ケガをしました。

また新庄市ではきのう午後4時27分ごろ、50歳の男性が、会社敷地内のカーポートの除雪のため屋根にハシゴをかけ上っている最中にハシゴが外れて転落し、右足の骨を折る大ケガをしました。

また寒河江市では、けさ7時ごろ、53歳の男性がスノーダンプを使い自宅の除雪をしていたところ、足を滑らせて転倒し、右足の骨を折る大ケガをしました。

県では、雪害事故が起きやすい状況になっているとして「雪下ろし・落雪事故防止注意喚起情報」を出し、作業を行う場合は安全対策をしっかりとるよう呼びかけています。
