■立ち上げた「組織」



川俣さんは、大雨による被害がわかった直後から災害ボランティアとして活動をはじめ、大雨からおよそ1か月後には「やわた未来会議」を立ち上げました。



「やわた未来会議」は全国の支援団体と被災地域をつなぐ、中間支援を行う組織です。

活動の軸に据えたのは「地域のつながり」でした。

食事会やお茶会など顔を合わせた触れ合いを企画し、現地のつながりを保ちました。



東北芸術工科大学4年 コミュニティデザイン学科 川俣椋崇さん「もともとは高齢者の孤独をテーマで研究を行おうとしていたので、水害が起きてしまったので、すぐ地元に戻って、目の前にあることから活動していた」

ブース中には活動当時に使った道具も展示されています。