県商工会連合会がきょう、経営支援を行う人材の育成に役立てようと、高い効果があった事例を共有する会議を開き、県内の各エリアごとに特色ある事例が紹介されました。

県商工会連合会が開いた支援・指導事例の発表会には県内24の商工会から職員などおよそ130人が参加しました。

会議では県内7つのエリアそれぞれで特に効果の高い経営支援を行った商工会の事例が発表されました。

このうち南陽市商工会は、レストランの支援について発表しました。

「こだわりぬかれた料理を楽しむ時間」に価値をもたせるために支援員の指導であえて値上げし、新規の顧客を獲得。

コロナ禍前よりも売り上げを伸ばすことに成功したということです。

南陽市商工会 経営支援課 遠藤誠 企業支援係長「新たな目線の切り替えだとか今提供しているものの価値をもう一回見直すことでまた新たなお客さんだったり生き残れる策だったりがもしかしたらあるんじゃないかということが少しでも伝わったらいいなと」