山形県上山市の小学校に勤務する会計年度任用職員の60代の女性が酒気帯び運転をしたとして、県はきょう、女性を懲戒免職処分としました。
きょう付けで懲戒免職処分になったのは、上山市の小学校に勤務する会計年度任用職員の60代の女性です。
県によりますと、女性は、先月13日の夜、山形市の飲食店で知人と2人で酒を飲み、午前0時頃、運転代行を利用して帰宅しました。
しかし、その後、携帯電話がないことに気が付き、自家用車を運転して飲食店にもどったということです。
その後帰宅するため再び自家用車を運転していたところ、14日午前2時30分ごろに、街路灯に衝突しました。
女性は自ら警察に通報し、駆け付けた警察官が行った飲酒検知で酒を飲んで運転したことがわかり、酒気帯び運転で検挙されました。
女性は、ビールやワインなど合わせて6杯の酒を飲んでいたということです。
女性は、酒を飲んで運転したことを認めていて、「申し訳ない」と話し反省しているということです。
女性は、学校では日程管理など教員の業務を補助する立場でした。
県では、教職員の不祥事防止に向け意識醸成などを徹底するよう各市町村の教育委員会を通して各学校に呼びかけたということです。