山形県知事選挙の選挙戦が行われている最中、一般人に暴行したとして、候補者の関係者をかたる男が逮捕された。

暴行の疑いで逮捕されたのは、中国籍で、自称・山形市城南町一丁目の職業不詳の男(28)。男は、知事選の男性候補の選対本部長も自称している。

この男は選挙戦がはじまった直後「男性候補を応援する」などとして候補者本人に接触。

各マスコミに「幹事長及び選挙対策本部長と任命され、候補者の資格の全権を譲渡、共有する」などと記した文書を配布し「取材は私を通して行うこと」などと訴えていた。

男性候補にTUYが取材したところ、男が接触してきたことは認めた上で「全権を委任したわけではない」などと話していた。

男は、県内の企業・団体やマスコミ各社に電話をかける様子、訪問する様子をインターネットに無断で配信。

また、きのうは県内のマスコミ会社の敷地内に侵入し警察を呼ばれる騒ぎを起こすなどしていたが、きょう昼ごろ、山形市内の大学関係施設内で、男性職員の胸倉をつかんで押し付けるなどの暴行をしたとして逮捕された。