車に降り積もる雪。みなさん、駐車した車のワイパーはどうしていますか?ワイパーを立てておかないと、思わぬトラブルに見舞われることも。

車の除雪方法なども合わせて、JAF山形支部に聞きました。

車のワイパー下げたままだと故障につながることも…

JAF山形支部によりますと、「車のワイパーは立てておいた方がいい」ということです。理由は、雪かきの邪魔になるのを防ぐとともに、故障を防ぐことにもつながるからだといいます。

なぜ、ワイパーを立てないことが故障につながるのか、状況を聞きました。

まず、ドライバーが車を駐車した時、直前まで使っていたワイパーのレバーを停止の位置にすることなく、エンジンを切るケースがあります。

その場合、エンジンをつけるとすぐにワイパーは動き出します。

しかし、ワイパーが凍って窓に張り付いていたり、雪の重みで動かない状況だとどうでしょうか。

動く力が加わっているにもかかわらず、ワイパーは動かず、機械に負荷がかかります。

この負荷によって、機構がはずれたり、ヒューズが切れたりすることがあるということです。

また、もし仮にワイパーが動く場合でも、除雪に備え、ドアを開けたままエンジンをかけた際に、突然動いたワイパーがフロントガラスの雪を押し出し、車内に雪が入り込むといったことも考えれらます。

雪に埋もれた状態のワイパーは除雪の際に邪魔になることもあり、ワイパーは立てておいた方がいいということです。

また、ワイパー以外にも、冬の車では注意すべき点があります。車の除雪です。除雪を怠ると、危険なこともあるといいます。