山形市の60代男性がX(旧twitter)でFX投資に関する投稿をみつけ、
LINEアカウントを登録したことをきっかけに現金350万円をだましとられる特殊詐欺被害にあいました。

警察によりますと、山形市の60代男性は去年12月、XでFX投資に関する投稿をみつけ、ダイレクトメッセージを送信して「杏菜@シンママ投資家」というアカウントを友達登録して、やり取りを始めました。

男性は杏菜から、「大きな利益をお届けしています」「取引をするためには、取引所のサイトに口座を開設する必要があります」などとFX投資の儲け話を勧められ、サイト内に投資用の口座を作ったということです。

男性は、サイト内の指示に従い、去年12月から今年6月までの間、4回にわたり、合計およそ350万円を振り込んだということです。

サイト上ではおよそ700万円の利益が出ていたため、男性は順調に儲かっているものと思っていました。

しかし、今年8月にサイトを確認したところ損失が出ていたため、「杏菜@シンママ投資家」について調べたところ、同じように被害に遭っている人がいることがわかり、警察に相談して被害が発覚しました。

警察は、これは「SNS型投資詐欺」の手口で、SNSなどで知り合った人物から
金銭などを要求されたら詐欺だとして、注意を呼びかけています。