先月15日、山形県高畠町のコンビニエンスストアで従業員を刃物で脅し現金を奪ったとして、強盗の容疑で高畠町に住む36歳の会社員の男が逮捕されました。
男は容疑を認めていて、さきほど送検されました。
強盗の容疑で逮捕・送検されたのは、高畠町相森の会社員、高橋悠哉(たかはし・ゆうや)容疑者(36)です。

警察によりますと高橋容疑者は、先月15日の午前1時55分ごろから2時ごろの間、高畠町高畠のコンビニエンスストアで従業員の女性に刃物を向けて脅し、現金16万円を奪って逃げた疑いがもたれています。

当時高橋容疑者は、女性店員に刃物を向け「お金を出してください」などといって金を要求していました。

警察の調べに対し高橋容疑者は、容疑を認めているということです。
警察では聞き込みや防犯カメラの映像を分析を進め、きのう午前、長井市内の商業施設にいた高橋容疑者に任意同行を求め、昨夜9時前に逮捕しました。

高橋容疑者の身柄はきょう午前10時ごろ山形地検に送られています。
容疑者の逮捕を受け、現場のコンビニの近くの人からは安どの声が聞かれました。
近くの人「だいぶ皆さん心配していたので、近所の人ということで驚きもあるが、一安心といったところですね」

警察によりますと、高橋容疑者とコンビニ店員に面識はなく、高橋容疑者は金を奪ったあと東に向かって歩き、途中から車で逃走していました。

警察はきのう、高橋容疑者の自宅を家宅捜索し現金などを押収したということですが、これが奪った金かも含め今後調べを進めるということです。

これまでの調べで警察は、今回の犯行は、いわゆる"闇バイト"に関連するものではないとみられるとしています。
